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第15回
介護福祉士

杉本麻美(すぎもと まみ) さん / 社会福祉法人賛育会「マイホームはるみ」

1  お年寄りの心強いパートナー

 
お年寄りのお世話をするなんて、責任重大だ。
杉本さん、介護の仕事って、大変なんじゃないですか?  
 
 

笑顔のそばで

利用者のみなさんの笑顔を見ると、わたしもうれしくなります。楽しくおしゃべりしたり、冗談(じょうだん)をいって笑いあったり……そんな毎日のやりとりの中に仕事のやりがいがあるんですよ。

あるおばあさんは、夜の見回りのときいつも、「もう眠いだろ? ここでいっしょに寝ていきなよ」と声をかけてくれるんです。実の子や孫(まご)のように思っていただけて、とってもうれしい。ほんとに小さなことなんですが、こんな楽しいふれあいがあると、やっぱりこの仕事が好きだなって思いますね。
 

「いっしょにごはんを食べに行こうね」

〈マイホームはるみ〉では、利用者の方の誕生日のお祝いをしています。外出するのがむずかしい方にはプレゼントを差し上げ、お元気な方であれば、担当の職員と外へ食事に行くんです。

わたしは、その月誕生日をむかえるあるおばあさんの担当をしていて、いっしょに外食することになっていました。ところがその方の体調が急に悪くなり、そのときは外食できなかったんです。担当は月ごとに代わるため、もうその方とごいっしょすることもないのかな……と思っていたんですけど、その方はその後も「あんたと食事に行くのを楽しみにしているからね」と、外食の相手にずっとわたしを指名してくれたんです。わたしもうれしくて、「ぜったい、いっしょに行きましょう。早くよくなってくださいね!」と話しかけ、その方の回復を心待ちにしていました。ところが、その方の体調は悪くなる一方で、ついに病院へ入院することになり、結局〈マイホームはるみ〉へもどることなく、病院でお亡くなりになってしまいました。

知らせを聞いたときはすごく悲しかったし、外食が実現しなかったことが残念でなりません。もっとたくさんお話ししたかったし、もっとたくさんお世話したかった・・・。しかし、老人ホームで働く以上、こうした悲しいお別れはさけられません。ただ、担当がはずれても外食に指名し続けてくださったのは、多少なりともこの方の満足のいくお世話ができたからなのかなと思うと、せめてものなぐさめになります。
 

時には人生相談も・・・・・・

利用者のみなさんは、わたしの何倍もの年齢(ねんれい)の方ばかり。人生経験も豊富ですから、相談にのってもらうこともあります。

恋愛相談もありますよ。ほかの職員に聞こえないように、こっそりですけどね(笑)。「フラれちゃいました〜」というと、「だいじょうぶだよ、またちゃんと見つかるから」とはげましていただいたり、「どうやってだんなさんと知り合ったんですか?」「見合いだよぉ」なんて、出会いの方法を聞き出すこともあったりして(笑)。

お世話をする立場にいると、ときとして相手が目上の方であることを忘れてしまいがちになります。こうやって相談にのっていただいたり、アドバイスをいただくことは、わたしとしてもありがたいし、目上の方をうやまう気持ちをより強くもち続けることにもつながります。さらに、「お世話してもらっているだけじゃない、誰かの役にたっているんだ」と、利用者の方たちの気持ちも前向きになると思います。
 
 
介護の仕事って、ただお世話するだけじゃないみたい。いっしょに楽しい時間をすごしたり、相談にのってもらったりして、お年寄りの生活に、張りあいや豊かさをあたえる存在でもあるんだね!  
 
 
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