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トップ > 特集トップ > 第42回建築家 > 1.建物や街なみの「生みの親」

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第42回
建築家

隈研吾(くま・けんご)さん

1  建物や街なみの「生みの親」

こんにちは、建築家の隈研吾(くま・けんご)です。

これまで国内外のいろんな建物を設計してきました。そのなかでわかってきたのは、「建築家には設計の知識や資格だけでなく、人といい関係をむすべる力こそ必要なんだ」ということ。どうしてそう思うようになったのかを、仕事の大変さやおもしろさもまじえてお話ししましょう。
 
 
建物をつくるって、具体的に仕事はどうやって進めていくのかな。隈さん、教えてください!
 
 

完成まで話し合いをくりかえす

建物をつくるにあたって、見た目や中味、素材などを考えるのが建築家の仕事。建物だけでなく、広場や道路など、街なみをつくることもあります。

近年のおもな仕事としては、「サントリー美術館」(東京、2007年)、「戸畑C街区整備事業」(福岡、街づくり、2007年)、「長崎県美術館」(長崎、2005年)、「Great(Bamboo) Wall(竹の家)」(中国、宿泊施設、2002年)、「那珂川(なかがわ)町馬頭広重美術館」(栃木、2000年)などがあります。

建物をつくる場合の大まかな流れを説明しましょう。
1. 仕事を依頼(いらい)してくれるお客さんを「施主(せしゅ)」といいます。まずは施主に対して、どんな土地に、どんな建物を、いくらで建てたいかなど要望を聞きます。
2. 現地へ行って、土地の形やまわりの環境(かんきょう)などをたしかめます。
3. アイデアをふくらませ、その内容がよくわかるように設計図を描(か)いたり模型をつくったりします。
4. 設計図や模型をもとにアイデアを提案し、施主とじっくり話し合います。計画がかたまるまで、話し合いは何度でもおこないます。
5. 設計図が決まったら建設会社や工務店などに依頼して工事が始まります。その間も現地へ足を運んで工事のようすをチェック。設計と工事で数年がかりになることもあります。
また、施主と相談しながら内装や家具など、こまかい部分も決めていきます。
6. 建物が完成したら施主に引きわたします。
7. 完成後も使い勝手の悪いところがあれば直します。相談されるのは信頼されている証(あかし)ですから、歓迎(かんげい)すべきこと。また、当初の要望とちがうつくりにしてほしいといわれることもあるので、求めに応じて建物に手を入れたりもします。
 
建物や街なみを設計するということは、その生みの親ってわけだ。でも完成したら仕事が終わりというわけじゃなくて、本当に施主が気に入る建物になるまでじっくりとつきあうんだね。

次のページでは、隈さんがどうやって建築家になったかを聞くよ!
 
 
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