国立科学博物館 恐竜学者の仕事

恐竜(きょうりゅう)をはじめとする絶滅(ぜつめつ)生物を研究!

国立科学博物館(以下、科博は1877年(明治10年)に創立(そうりつ)された、日本でもっとも歴史(れきし)ある博物館のひとつ。自然史(しぜんし)と科学技術史(かがくぎじゅつし)を扱(あつか)う国立唯一(ゆいいつ)の総合(そうごう)科学博物館として運営(うんえい)されているんだよ。展示(てんじ)だけでなく、自然や科学に関する調査(ちょうさ)研究や、標本資料(しりょう)の収集(しゅうしゅう)・保管(ほかん)を行っているところもポイント。約80名の事務(じむ)系(けい)職員(しょくいん)と、60名を超(こ)える学者・研究者が働いているんだって。
科博に所属(しょぞく)する恐竜(きょうりゅう)学者(古生物学者)のお仕事は「研究」「化石の収集(しゅうしゅう)と管理」「社会教育」「後進の育成」の4つ。おもに茨城県つくば市にある研究施設(しせつ)で、恐竜(きょうりゅう)の化石などをもとに、絶滅(ぜつめつ)してしまった生き物の生態(せいたい)や起源(きげん)などについて調べているんだ。もちろん、化石を発掘(はっくつ)しに山や川など地層(ちそう)があるところに出掛(でか)けることも。ほかに、大学で講義(こうぎ)をしたり、若手(わかて)研究者の指導(しどう)をすることもあるんだよ。頭脳(ずのう)だけでなく、体力やフットワークの軽さが求(もと)められるお仕事なんだね!

※恐竜(きょうりゅう)学者のお仕事動画は、キッズチャレンジエキスポで公開しているものになります。

對比地(ついひじ)孝(たか)亘(のぶ)さん/恐竜(きょうりゅう)学者(古生物学者)

学者をやっていてなにより嬉(うれ)しいのが、「発見」をしたとき。「世界で初めて謎(なぞ)を解明(かいめい)した!」というときは、ものすごくテンションが上がります!ヘビの研究をしていて、どこまでか頭でどこからが胴体(どうたい)かを見分けるための材料になる「肩(かた)の筋肉(きんにく)」を見つけたときは興奮(こうふん)したな。生命の神秘(しんぴ)に出会えるワクワクするお仕事です!

(画像(がぞう)提供(ていきょう):国立科学博物館)

国立科学博物館のここに注目!

壮大(そうだい)な歴史(れきし)に触(ふ)れる「地球史(し)ナビゲーター」

上野の本館は、「地球館」「日本館」のふたつの建物に分かれているんだって。注目したいのが、地球館1階にある「地球史(し)ナビゲーター」。約138億年の「宇宙(うちゅう)史(し)」、約46億年の「生命史(し)」、約700万年の「人間史(し)」を、360度、円を描(えが)くようにして配置(はいち)された巨大(きょだい)スクリーンの映像(えいぞう)でたどることができるんだ。希少な実物標本も多数展示(てんじ)されているんだって!科博に行ったら、ぜひチェックしよう!

(画像(がぞう)提供(ていきょう):国立科学博物館)

国立科学博物館の SDGsチャレンジ

  • 質の高い教育をみんなに
SDGsってなに?

展示(てんじ)や標本の管理などで、「教育」を支援(しえん)する!

科博では、貴重(きちょう)な化石や標本を、未来永劫(みらいえいごう)、研究や教育に使えるよう大切に管理しているんだよ。また、地球や生命について知り、考えるきっかけになるような、工夫を凝(こ)らした展示(てんじ)やイベントをたくさん実施(じっし)しているんだ。
豊(ゆた)かな知識(ちしき)や教養は、地球の未来を考える上で欠かせないもの。科博は、SDGsやサステナブルな社会の実現(じつげん)を「教育」の面からサポートしているんだね!

(画像(がぞう)提供(ていきょう):国立科学博物館)

恐竜(きょうりゅう)学者になるにはどうすればいいの?

恐竜(きょうりゅう)学者(古生物学者)になりたいなら、まずは大学の理学部などで、地質学(ちしつがく)、地球科学について勉強しよう。その後、大学院に進学し、博士号(はくしごう)を取得(しゅとく)して、研究機関に就職(しゅうしょく)する、というのが王道のルートなんだって。
ちなみに科博の對比地(ついひじ)先生は、東京大学理学部生物学科と地学科を卒業し、アメリカのイェール大学大学院で博士号(はくしごう)を取得(しゅとく)したそう。「昔から生き物が大好きで、好きな勉強を一生懸命(いっしょうけんめい)していたら研究者になっちゃった」とのこと。「恐竜(きょうりゅう)研究には、いろいろな知識(ちしき)や能力(のうりょく)が必要です。英語で論文(ろんぶん)を読むための語学力、化石の発掘(はっくつ)を行うための体力など……。とにかく学校の勉強を“全部”がんばってね!」とアドバイスをしてくださいました!

(画像(がぞう)提供(ていきょう):国立科学博物館)

もっと国立科学博物館を知りたい!

大人になったら、「国立科学博物館で働きたい!」「恐竜(きょうりゅう)学者になって研究したい!」そんなキミは、ワークシートを使って、国立科学博物館で働く恐竜(きょうりゅう)学者のお仕事への理解(りかい)を深めちゃおう!学校での調べ学習や、自由研究に活用してね★

いますぐ国立科学博物館を楽しんでみたいなら、「自宅(じたく)で“かはく”を楽しめるコンテンツ」をチェックしてみよう。家にいながら国立科学博物館に来たように展示物(てんじぶつ)を見れる「おうちで体験!かはくVR」や、恐竜(きょうりゅう)化石の骨格(こっかく)標本を360度ぐるぐると回して観察(かんさつ)できる「ディノ・ネットデジタル恐竜(きょうりゅう)展示室(てんじしつ)」など、たくさんのコンテンツがみられるよ★

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