北海道・羅臼の海にナメダンゴがやってきました
「ナメダンゴ」は、コロンとした可愛らしい団子のような形の魚です。大人になっても約5cmほどで、「北の海のアイドル」としてダイバーに人気があります。「ナメダンゴ」が、北海道羅臼町の沿岸で見つかりました。
写真は、生後1か月未満、生まれたばかりの赤ちゃんです。全長はわずか3ミリです。体が流されないように、おなかの吸盤を使って海藻の表面にピッタリと張り付いています。
赤い海藻には赤色、黄色い海藻には黄色のナメダンゴが多くみられます。敵から身を守る「保護色」の効果があるようです。
深さ15メートルから18メートルの海底では、海藻の表面にくっついたナメダンゴがあちこちで見られました。
現地で観察を続ける水中写真家の関勝則さんによると、今年は6月に入ってから、ナメダンゴの赤ちゃんが観察されるようになりました。
ナメダンゴは、ふだんは深さ120メートルから220メートルにいます。親魚は12月から1月に沿岸の浅い場所にやって来て、岩のすき間や海底に落ちている貝殻などに卵を産み付けます。その後、赤ちゃんたちが生まれるまで卵を守りつづけるといいます。
ナメダンゴの赤ちゃんたちは、大きな目が特徴です。王冠のような形をした背びれをピンと立て、尾びれを少し曲げます。
赤ちゃんたちは、羅臼町の沿岸でこれから約1年間をすごし、その後、深い海の底へ移動するといいます。
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。









