命を守るために避難生活で気をつけること(悪質商法編)
熊本県で、最大震度7の地震が起きました。停電や断水など生活に大きな影響が出ています。暑さがとてもきびしい中、避難所などで気をつけてほしいことや、命をまもるための情報をまとめました。
「屋根の瓦がずれている」自然災害に便乗した悪質商法に注意してください
自然災害発生時には、悪質商法によるトラブルが多くなります。過去の例を頭に入れておき、冷静に対応してください。
各地の消費生活センターなどに2021年から2025年度に寄せられた地震や台風、豪雨に関連した相談内容を、国民生活センターが調べました。工事・建築や申請代行サービス、不動産貸借に関するものが多かったです。
実際に寄せられた相談を紹介します。
- 地震後、屋根瓦の状態を心配していると、近くで屋根の工事をしているという業者が「瓦がずれている。応急処置としてブルーシートをかけてあげる」と訪ねてきました。修理の見積もりを頼むと、約100万円でした。20万円ほど値引きになったので作業をお願いしました。その後、工事が始まりました。見積もり内容より作業範囲が狭くなっていました。また、通常より高額な工法が採用されていることがわかりました。家を建てた業者に相談したところ、怪しい点が複数あると言われました。解約したいです。(70代の男性)
- 台風の後に「この地域は補償対象地になった。当社が申請のサポートを行っている」という電話がかかってきました。後日、担当者2人が家を見てまわり、「加入している保険会社に申請しましょう。その代行をします。保険金がおりたら、成功報酬として45%を支払ってください」と説明され、契約してしまいました。よく考えると、自分で申請すれば、サポート料金は必要ありません。(80代の男性)
- 市役所を名乗る電話がかかってきました。近隣の県で起きた災害に対する支援物資が不足し、「使っていない皿などはないか」と聞かれました。その後、「指輪なども譲ってほしい」と言い出したので断りました。(70代の女性)
ほかにも、地震後に「分電盤が原因の火災が多数あったので取り換えた方がいい」などとすすめられる例や、災害で賃貸住宅の設備に問題が起きて住めないのに、家賃がそのまま請求されるといったトラブルもありました。
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。










