デジタル教科書、動画の字幕、音声読み上げやルビなどを組み込むようにします
8月18日(火曜日)、2030年度にも正式な教科書として使われ始める「デジタル教科書」について、文部科学省が方針を示しました。文部科学省は、教育や科学を担当する国の役所です。デジタル教科書の動画や音声に字幕を表示したり、再生速度を調整したりする機能を組み込まなければならないとしています。聴覚障害や、読み書きに困難がある学習障害(LD)のある子どもでも、動画や音声の内容を理解できるようにします。
文部科学省が2026年度中に決めるデジタル教科書が最低限備えるべき機能などをまとめた標準仕様書に、アクセシビリティー機能として取り入れます。
教科書の代わりの教材に位置づけられている現在のデジタル教科書の標準仕様書には、漢字へのルビ振りや、文章の音声読み上げ、背景や文字の色を変更する機能などが入っています。こうした機能も引き続き必要とします。
教科書は「紙のみ」「デジタルのみ」「併用するハイブリッド」のいずれかになります。文部科学省は、どの教科・学年に、3通りのどの形態が適しているかについて、今年の秋に示す予定です。小学校4年生以下の全教科や、国語、社会、道徳などの教科では、デジタルのみの教科書を認めない方向で考えています。
アクセシビリティー機能については、全国LD親の会や日本LD学会などが2026年6月、連名の要望書を文部科学省に出していました。学習障害などがある子どもが教科書の本文の内容を理解するために必要だとして、正式な位置づけのデジタル教科書にも組み込むよう求めています。
文部科学省は、ハイブリッドの場合、教科書の本文をデジタル部分に組み込んだ上で、音声読み上げの対象とすることも可能とすることを考えています。
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。










