はいえん【肺炎】 肺(はい)の急性炎症(きゅうせいえんしょう)の総称(そうしょう)。肺葉(はいよう)全体がおかされる大葉性肺炎(せいはいえん)(真性肺炎(しんせいはいえん))と,部分的(ぶぶんてき)に病葉をいくつもつくる小葉性肺炎(せいはいえん)(気管支肺炎(きかんしはいえん))の2種類(しゅるい)がある。大葉性肺炎(せいはいえん)の病原体は,肺炎双球菌(はいえんそうきゅうきん)である。高度の発熱(はつねつ),胸痛(きょうつう),せき・たんをともなってくる。小葉性肺炎(せいはいえん)は,はしか・インフルエンザなどから続発(ぞくはつ)することが多い。