*かんりつうかせいど【管理通貨制度】 金本位制度(きんほんいせいど)では,通貨(つうか)の発行は,金をもとにして行われるから,経済(けいざい)が複雑(ふくざつ)になると,経済(けいざい)の動きに応(おう)じた通貨(つうか)の増減(ぞうげん)がむずかしくなる。管理通貨制度(かんりつうかせいど)は,通貨(つうか)発行機関(きかん)(政府(せいふ)や中央銀行)が最適(さいてき)と思われる通貨量(つうかりょう)をきめて,通貨量(つうかりょう)を管理(かんり)・調節(ちょうせつ)する制度(せいど)である。コーチ 今日では日本をふくむほとんどの国が,この制度(せいど)を採用(さいよう)している。