かみのけざ【<髪>座】

春先(はるさき)から真夏(まなつ)にかけて見(み)える星座(せいざ)。この星座(せいざ)に属(ぞく)する恒星(こうせい)で明(あか)るいものはひとつもないため,ほかの星座(せいざ)のように明(あか)るい星(ほし)を結(むす)んで形(かたち)をつくるのは難(むずか)しい。たくさんの小(ちい)さな星(ほし)が集(あつ)まった散開星団(さんかいせいだん)を髪(かみ)の毛(け)の束(たば)に見立(みた)てた,めずらしい星座(せいざ)である。また,かみのけ座(ざ)には多数(たすう)の銀河(ぎんが)があることで有名(ゆうめい)で,ひじょうに遠距離(えんきょり)で後退速度(こうたいそくど)の大(おお)きい銀河団(ぎんがだん)がある。

星座(せいざ)の探(さが)し方(かた)

4月上旬(じょうじゅん)の0時(じ)ごろ,5月上旬(じょうじゅん)の22時(じ)ごろ,6月上旬(じょうじゅん)の20時(じ)ごろに,頭(あたま)の真上付近(まうえふきん)に見(み)える。しし座(ざ)の尾(お)のデネボラとりょうけん座(ざ)のコル・カロリの中間(ちゅうかん)あたりに見(み)える。

星座(せいざ)に関(かん)する神話(しんわ)

かみのけ座(ざ)は,エジプトの王(おう)エウエルゲテスの妻(つま)ベレニケ王妃(おうひ)が,夫(おっと)の勝利(しょうり)を祈(いの)って祭壇(さいだん)にささげた美(うつく)しい髪(かみ)の毛(け)を表(あらわ)したものとされている。

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