まんが「地球防衛隊SDGs」の狙い
――子どもたちが当事者意識を持ち、他人と対話して地球の未来をよくするために――
「地球防衛隊SDGs」は、国連が2015年に打ち出した「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」、通称「SDGs」を楽しく学んでもらうための学習まんがです。
「SDGs」には、「1 貧困をなくそう」など2030年までに達成すべき17個の目標があります。
これらの目標は、「途上国に暮らす人」や「グローバルに活躍したい人」だけのものではありません。
2030年ごろに成人する子どもたちには、当事者として考え、行動してもらう必要があります。
また、SDGsが書かれた計画書は、冒頭で次のように述べています。
「我々はこの共同の旅路を乗り出すにあたり、誰一人取り残さないことを誓う。」
“As we embark on this collective journey, we pledge that no one will be left behind. ”
「誰一人取り残さない」ためには、自分と考えが異なる人と“対話”をし、すべての人が納得する答えを見つけることが必要となります。
「地球防衛隊SDGs」には、空(S)、大地(D)、元気(G)という子どもたちと、未来からやってきたロボットであるスモール(s)が登場します。
今後、さまざまな地球の問題に対して、彼らのなかで意見が食い違うこともあるでしょう。
自分の意見を持ち、対話をしながら、「誰一人取り残さない」で取り組めることはなにか、と考えていく様子を描いていきます。
ご家族やクラスのみんなで「地球防衛隊SDGs」を読み、“対話”してみてください。
「当事者意識を持つこと」「意見が異なる人と対話をしていくこと」の重要性などについて、革新的な教育で知られる元 麹町中学校・工藤勇一校長先生に語っていただきました。
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