*ようきょく【謡曲】 能楽(のうがく)の台本にあたる詩文(詞章(ししょう)という)とそれにつける音楽をいう。謡(うたい)。謡曲(ようきょく)の詞章(ししょう)は,題材(だいざい)を故事(こじ)・説話(せつわ)・物語などからとり,古歌や名句(めいく)をちりばめた,七五調をもととするはなやかで荘重(そうちょう)な文章でつづられている。