*ローマじ【ローマ字】

古代ローマで完成(かんせい)され,現在(げんざい),欧米(おうべい)でふつうに使われている表音文字。英語(えいご)では26の文字があり,大文字・小文字の別(べつ)がある。

〔ローマ字表記の種類(しゅるい)〕

今日,日本で使われているローマ字の表記法(ひょうきほう)は,標準(ひょうじゅん)式・日本式・訓令(くんれい)式の3種類(しゅるい)である。

(1)標準(ひょうじゅん)式…幕末(ばくまつ)に来日したヘボン博士(はかせ)の考案(こうあん)したヘボン式のつづりを修正(しゅうせい),採用(さいよう)しているもの。

(2)日本式…ヘボン式に異(い)をとなえて,日本式ローマ字運動を推進(すいしん)した田中舘愛橘(たなかだてあいきつ)(1856〜1952)が提唱したもの。

(3)訓令(くんれい)式…ローマ字表記の異同(いどう)や対立を解消(かいしょう)するために1954(昭和29)年に内閣告示(ないかくこくじ)で示(しめ)された方式。小学校の国語科で行われているローマ字教育は,訓令(くんれい)式が基本的(きほんてき)なつづりと定められている。

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