**タンポポ【〈蒲公英〉】

被子植物(ひししょくぶつ) キク目(もく) キク科(か) タンポポ属(ぞく)の植物(しょくぶつ)の総称(そうしょう)。世界に約(やく)100種(しゅ),そのうち日本に約(やく)20種(しゅ)が自生する。タンポポにはエゾタンポポ・カンサイタンポポ・カントウタンポポ・トウカイタンポポ・シロバナタンポポなどがあり,それぞれきまった地域(ちいき)に分布(ぶんぷ)している。近年都会地などでは,帰化植物のセイヨウタンポポのほうが多い。◇単(たん)にタンポポという場合は,カントウタンポポをさすこともある。

コーチ

 花の1日の時刻(じこく)による変化(へんか)の観察(かんさつ)に用いられる。

〔在来種(ざいらいしゅ)と帰化種(しゅ)の分布域(ぶんぷいき)〕

 セイヨウタンポポなどの帰化種(しゅ)は,都市部などの荒(あ)れ地に多く,在来種(ざいらいしゅ)にくらべて繁殖(はんしょく)力が強いので,しだいに分布域(ぶんぷいき)を広げつつある。これに対して,在来種(ざいらいしゅ)は自然(しぜん)植生のゆたかなところにのこっている。したがって,セイヨウタンポポと在来種(ざいらいしゅ)のタンポポの生育密度(みつど)を調べると,その地方のおよその自然(しぜん)植生の度合を知ることができる。

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