にんぎょうのいえ【人形の家】 ノルウェーの劇(げき)作家イプセンの3幕(まく)の戯曲(ぎきょく)。1879年刊(かん)。同年初演(しょえん)。弁護士(べんごし)の妻(つま)ノラは,自分は夫(おっと)からただ人形のようにかわいがられているにすぎないことをさとり,独立(どくりつ)した人格(じんかく)をもつ1人の女性(じょせい)として生きることにめざめる。新しい女性(じょせい)の代表として,世界的(せかいてき)な反響(はんきょう)をよんだ。