**すいそ【水素】

元素(げんそ)記号H,原子番号1,原子量(りょう)1.0。最(もっと)も軽い元素(げんそ)。天然(てんねん)には,水や有機(ゆうき)物の成分元素(せいぶんげんそ)として多量(たりょう)に存在(そんざい)している。

〔製法(せいほう)〕

 亜鉛(あえん)・アルミニウム・鉄などの金属(きんぞく)に塩酸(えんさん)または希硫酸(きりゅうさん)をくわえると得(え)られる。また,水酸化(すいさんか)ナトリウムや硫酸(りゅうさん)を少しくわえた水を電気分解(ぶんかい)する。工業的(こうぎょうてき)には,天然(てんねん)ガスの主要成分(しゅようせいぶん)であるメタンを水蒸気(すいじょうき)と反応(はんのう)させて得(え)る水蒸気改質法(すいじょうきかいしつほう)がよく用いられている。

〔性質(せいしつ)〕

 無色(むしょく)・無臭(むしゅう)の最(もっと)も軽い気体で,水にとけにくい。常温(じょうおん)では不活発(ふかっぱつ)であるが,温度をあげるか触媒(しょくばい)があれば,多くの元素(げんそ)や化合物と直接反応(ちょくせつはんのう)をおこす。

〔用途(ようと)〕

 アンモニア・メタノールの合成(ごうせい),油脂(ゆし)の水素添加(すいそてんか),液体燃料(えきたいねんりょう),酸水素炎(さんすいそえん),気球充(じゅう)てんガスなどに用いられる。

コーチ

 空気との混合(こんごう)物は爆発(ばくはつ)しやすいので,実験(じっけん)するときは火を近づけないようにする。

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