**げんし【原子】

物質(ぶっしつ)を構成(こうせい)する基本的(きほんてき)な粒子(りゅうし)。アトムともいう。

原子の構造(こうぞう)

原子の中心には原子核(かく)があり,そのまわりをいくつかの電子がまわっている。原子核(かく)はさらに正電気をもつ陽子と中性子(ちゅうせいし)とからできている。陽子の数と負電気をもつ電子の数とは等しいので,原子全体としては電気的(でんきてき)に中性(ちゅうせい)になっている。

原子の大きさ

原子を球と考えると,その直径(ちょっけい)は約(やく)10-10m,質量(しつりょう)は酸素(さんそ)原子で2.7×10-23gである。中心の原子核(かく)の大きさは,原子全体にくらべてたいへん小さいが,質量(しつりょう)はひじょうに大きく,原子の質量(しつりょう)の大部分をしめている。

コーチ

原子の大きさや質量(しつりょう)は,原子の種類(しゅるい)によってきまっている。

原子の化学的性質(かがくてきせいしつ)

原子の化学的(かがくてき)な性質(せいしつ)は,おもにいちばん外側(がわ)を回る電子の数できまる。リチウムやナトリウムの原子は,外側(がわ)の軌道(きどう)に1個(こ)の電子があり,これがとれて陽イオンになりやすい性質(せいしつ)をもっている。反対に,フッ素(そ)や塩素(えんそ)の原子は外側(がわ)の軌道(きどう)に7個(こ)の電子があり,さらに1個(こ)の電子をとりいれて陰(いん)イオンになりやすい性質(せいしつ)がある。

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