ごりょうぼくじょう【御料牧場】

皇室(こうしつ)で用いられる農産物(のうさんぶつ)・畜産物(ちくさんぶつ)を生産(せいさん)している農場・牧場(ぼくじょう)。天皇家(てんのうけ),皇族(こうぞく)の日常(にちじょう)の食事,宮中晩餐会(ばんさんかい)や園遊会などの宮内庁(くないちょう)行事に使われる野菜(やさい),畜産品(ちくさんひん)(肉,牛乳(ぎゅうにゅう),卵(たまご))を総合的(そうごうてき)に生産(せいさん)する宮内庁管轄(ちょうかんかつ)の農場・牧場(ぼくじょう)で,皇室用(こうしつよう)の乗馬・馬車用の馬も飼育(しいく)している。また,外交使節(しせつ)の接待(せったい)の場として使われることもある。1875(明治(めいじ)8)年,千葉(ちば)県成田(なりた)市に下総御料牧場(しもうさごりょうぼくじょう)として開設(かいせつ)され,1969(昭和44)年,成田(なりた)空港の建設(けんせつ)にともない,現在(げんざい)の栃木(とちぎ)県高根沢(たかねざわ)町に移転(いてん)した。◇御料牧場(ごりょうぼくじょう)で生産(せいさん)された食料品(しょくりょうひん)が一般(いっぱん)に出回ることはないが,2011(平成(へいせい)23)年の東日本大震災(だいしんさい)にあたっては,天皇(てんのう)・皇后(こうごう)の意向により,豚肉(ぶたにく),卵(たまご),サツマイモなどの野菜(やさい)が支援物資(しえんぶっし)として避難所(ひなんじょ)に送られた。

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