みなみのうおざ【〈南の魚〉座】

秋(あき)の南天(なんてん)の低(ひく)い位置(いち)に見(み)える星座(せいざ)。小(ちい)さい星座(せいざ)である。α星(アルファせい)をフォーマルハウト(1.2等(とう))という。アラビア語(ご)で「魚(さかな)の口(くち)」という意味(いみ)。この星(ほし)の近(ちか)くには明(あか)るい星(ほし)がないので,日本では「みなみのひとつ星(ぼし)」とよばれ,中国名(ちゅうごくめい)では「北落師門(ほくらくしもん)」とよばれている。

〔星座(せいざ)の探(さが)し方(かた)〕

9月上旬(じょうじゅん)の0時(じ)ごろ,10月上旬(じょうじゅん)の22時(じ)ごろ,11月上旬(じょうじゅん)の20時(じ)ごろに,真南(まみなみ)の空低(そらひく)くに見(み)える。みなみのうお座(ざ)の口(くち)の位置(いち)にあるフォーマルハウトがとても目立(めだ)つので,探(さが)しやすい。

〔星座(せいざ)に関(かん)する神話(しんわ)〕

みなみのうお座(ざ)は,みずがめ座(ざ)から流(なが)れ落(お)ちてきた水(みず)を,大(おお)きな口(くち)で受(う)けとめている魚(さかな)の姿(すがた)を表(あらわ)している。この魚(さかな)は,ナイル川(がわ)の川岸(かわぎし)で神々(かみがみ)が宴会(えんかい)をしている席(せき)に怪物(かいぶつ)テュフォンが乱入(らんにゅう)してきたときに,女神(めがみ)アフロディテが魚(さかな)に変身(へんしん)して逃(に)げたときの姿(すがた)とされている。

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