地球はどうして丸いの
最初は、微惑星という小さな星が、たがいにぶつかりあい、合体して、だんだん星らしい大きさになっていったのです。
生まれてすぐの地球は、今のように丸くなく、月にあるようなクレーターとよばれるあなが、いたるところにありました。
また、一応、空気らしきものはありましたが、まだ海はできていませんでした。その後、火山の活動が活発になり、火山があちこちで爆発を起こしては、溶岩を地面の上にはき出したのです。
その溶岩が、まず地球のでこぼこをうめていきました。そして、水のはたらきが地球を丸くしていったのです。地球のでっぱっているところを、雨水が少しずつけずり取っていき、そのけずり取った土や砂をおし流して、地球の低いところをうめていきました。こうして、地球は、少しずつ少しずつ丸い形になってきたのです。