じょこうあいし【女工哀史】 細井和喜蔵(ほそいわきぞう)が,1925(大正14)年,紡績(ぼうせき)工場ではたらく女子工員の生活を書いた本。女子工員の過酷(かこく)な労働条件(ろうどうじょうけん)や虐待(ぎゃくたい)のありさまを告発(こくはつ)した記録(きろく)。当時の労働(ろうどう)問題を研究する場合の資料(しりょう)としても重要(じゅうよう)である。