**はんしゃ【反射<物理>】 進行波または粒子(りゅうし)線が媒質(ばいしつ)の境界(きょうかい)面に達(たっ)して方向をかえ,元の媒質(ばいしつ)中の異(こと)なった方向に進む現象(げんしょう)。波の場合,境界(きょうかい)面が波長にくらべてなめらかであれば,反射(はんしゃ)の法則(ほうそく)がなりたつ。境界(きょうかい)面の凹凸(おうとつ)が波長と同程度(ていど)あるいはそれより大きい場合,反射(はんしゃ)波はいろいろな方向に進む。これを乱反射(らんはんしゃ)あるいは拡散反射(かくさんはんしゃ)という。コーチ 一般(いっぱん)には反射(はんしゃ)と同時に屈折(くっせつ)や吸収(きゅうしゅう)の現象(げんしょう)がおこるが,屈折(くっせつ)や吸収(きゅうしゅう)がなく,入射(にゅうしゃ)波がすべて反射(はんしゃ)される現象(げんしょう)を全反射(はんしゃ)という。