ポルトガル(共和国)

ヨーロッパ州(しゅう)の南西部(なんせいぶ)にある,イベリア半島(はんとう)西部(せいぶ)をしめる国(くに)。政治体制(せいじたいせい)は共和制(きょうわせい)で,元首(げんしゅ)は大統領(だいとうりょう)。首都(しゅと):リスボン,面積(めんせき):9.2万(まん)km2(2015年),人口(じんこう):1033万(まん)(2017年),言語(げんご):ポルトガル語(ご)(公用語(こうようご)),ミランダ語(ご),宗教(しゅうきょう):キリスト教(きょう)(カトリック)など,民族(みんぞく):ポルトガル人(じん)など。

〔自然(しぜん)のようす〕


イベリア高原(こうげん)が大西洋(たいせいよう)に向(む)かって傾斜(けいしゃ)する部分(ぶぶん)にあたる。大部分(だいぶぶん)が地中海性気候(ちちゅうかいせいきこう)に属(ぞく)する。東部(とうぶ)は山地(さんち)で,西部(せいぶ)に平野(へいや)が広(ひろ)がる。

〔あゆみ〕


1143年に王国(おうこく)が成立(せいりつ)。15世紀末(せいきまつ)から始(はじ)まる大航海時代(だいこうかいじだい)には世界(せかい)に先(さき)がけて海外(かいがい)に進出(しんしゅつ)し,広大(こうだい)な植民地(しょくみんち)を獲得(かくとく)して強国(きょうこく)となったが,16世紀後半(せいきこうはん)より衰退(すいたい)した。1974(昭和(しょうわ)49)年の革命後(かくめいご),農業(のうぎょう)の集団化(しゅうだんか)と企業(きぎょう)の国営化(こくえいか)を進(すす)めたが,その後(ご),資本主義(しほんしゅぎ)の復活(ふっかつ)とともに,民営化(みんえいか)が進(すす)められた。ヨーロッパ連合(れんごう)(EU(イーユー))に加盟(かめい)している。

〔産業(さんぎょう)のようす〕


農業(のうぎょう)が主産業(しゅさんぎょう)で,ブドウ酒(しゅ)・オリーブ油(ゆ)・コルク・パルプ材(ざい)の生産(せいさん)がさかん。機械類(きかいるい)や自動車(じどうしゃ)・衣類(いるい)の輸出(ゆしゅつ)が多(おお)い。

〔日本との貿易(ぼうえき)〕


ポルトガルから日本への輸出(ゆしゅつ):衣類(いるい)と同付属品(どうふぞくひん),乗用車(じょうようしゃ)など。
ポルトガルの日本からの輸入(ゆにゅう):一般機械(いっぱんきかい),乗用車(じょうようしゃ),貨物船(かもつせん)など。(2015年)

〔国名(こくめい)の由来(ゆらい)〕


ラテン語(ご)で「温暖(おんだん)な港(みなと)」を意味(いみ)するポルタスカレに由来(ゆらい)する。

〔国旗(こっき)の由来(ゆらい)〕


緑(みどり)は希望(きぼう),赤(あか)は共和制革命(きょうわせいかくめい)を表(あらわ)す。紋章(もんしょう)にはすぐれた航海術(こうかいじゅつ)を示(しめ)す天球儀(てんきゅうぎ)や城(しろ),キリスト磔刑(たっけい)のときの傷(きず)を表(あらわ)す5つの点(てん)が配(はい)されている。

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