ブッポウソウ【<仏法僧>】 おもに本州以南(いなん)へ渡(わた)ってくる夏鳥(なつどり)。山地の深い針葉樹(しんようじゅ)林にすみつき,高い枝(えだ)で,甲虫(こうちゅう)・セミ・トンボ・ガなどが飛(と)んでくるのを待ちぶせ,飛(と)びたってとらえる。本種(ほんしゅ)を「姿(すがた)のブッポウソウ」といい,実際(じっさい)にブッ・ポー・ソーと鳴くコノハズクを「声のブッポウソウ」とよんで区別(くべつ)することがある。◇広い意味ではブッポウソウ科(か)の総称(そうしょう)であるが,日本には1種(しゅ)だけ。(鳥類(ちょうるい) ブッポウソウ目(もく) ブッポウソウ科(か))