GDP 1年半ぶりにマイナスに
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「トランプ関税」が影響
2025年7~9月期の国内総生産(GDP)は、物価の動きによる影響をのぞいた実質GDPで、4~6月期より0.4%減りました。内閣府が11月17日に速報値を発表しました。減るのは、1年半ぶり。この状態が仮に1年続くとして計算した場合は、1年で1.8%減ることになります。アメリカのトランプ大統領が高い関税をかけたため、自動車の輸出が減ったことなどが影響しています。
♣ことば GDP 国内で新たに生まれたモノやサービスの付加価値を足し合わせたもの。国の経済力の指標にもされます。増えれば「景気がよい」、減り続ければ「景気が悪い」とみなされます。
(朝日小学生新聞2025年11月19日付)









