瀬戸内海の養殖カキが大量死
身が大きい広島県ブランド品種「かき小町」=2024年11月、広島県呉市 ©朝日新聞社
海水の温度上昇などが原因?
養殖カキの全国の生産量の8割を占める瀬戸内海。10月から水揚げが始まっていますが、大量死しているケースが続いています。鈴木憲和農林水産大臣は11月19日、広島県東広島市のカキ養殖場を訪れ、「経営を支えたい」と支援する考えをしめしました。カキが死んでいる割合は広島県で6~9割にのぼる地域もあります。県は海水の温度が高くなったことなどが原因とみています。
♣ことば カキ イタボガキ科の二枚貝。海の岩などについて育ちます。食用となる種類が多くあります。栄養が豊富で、色が白いことから、「海のミルク」と呼ばれています。
(朝日小学生新聞2025年11月21日付)









