琵琶湖でほぼ完全な縄文土器
1万1千~1万500年前のものとみられる土器=10月、滋賀県長浜市 滋賀県など提供
水深64メートルの湖底
琵琶湖北部の水深64メートルの湖底に、1万年以上前のものとみられる縄文土器がほぼ完全な形で残っていました。滋賀県が11月25日に発表しました。暗い湖の底を立体的に確認できる、新型の水中スキャナーを使った調査でわかりました。
場所は湖の底にある遺跡です。地上で見つかる土器の多くは壊れていて、水中ならではの発見といえそうです。
♣ことば 琵琶湖 滋賀県にある日本でもっとも大きい湖。面積は約670平方キロメートル(滋賀県の面積の約6分の1)。400万年の歴史があり、日本で一番古い湖でもあります。
(朝日小学生新聞2025年11月27日付)









