議員の定数削減 今回は見送り
記者会見にのぞむ、高市早苗首相(左)と日本維新の会の吉村洋文代表=12月16日、国会内 ©朝日新聞社
与党の一部や野党から反対の声
自民党総裁の高市早苗首相と、大阪府知事で日本維新の会の吉村洋文代表は12月16日、国会議員の定数を減らすことについて、17日までの臨時国会では見送ると発表しました。来年1月に始まる通常国会で、実現をめざすといいます。
議員定数を減らすことについては、今年10月、自民党と維新が連立政権を組むときに維新側が、優先的に取り組むべき課題だとしていました。高市政権は衆議院議員の定数465人のうち、およそ50人近くを減らす計画を今国会で進めていましたが、与党の一部や野党から反対する声が多く、まとまりませんでした。
(朝日小学生新聞2025年12月18日付)









