イランの最高指導者が死亡
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米・イスラエルが軍事攻撃 イランも反撃
アメリカ(米国)と中東の国イスラエルが2月28日、イランを攻撃し、イランの最高指導者ハメネイ師(86歳)が亡くなりました。国営イラン放送などイランのメディアが3月1日に伝えました。イランも反撃を始めました。
イランのメディアによると、ハメネイ師は首都テヘラン中心部にある最高指導者事務所で仕事をしているときに攻撃を受けました。2月28日夜までに全国で計201人が死亡、747人がけがをしたといいます。イラン政府は40日間をハメネイ師をしのぶ期間とすると発表しました。3月1日は全国各地で大規模な追悼集会が開かれました。
原油を運べない…世界・日本に影響
米国とイランは、イランの核兵器の開発などをめぐって話し合いをしていました。しかし、米国のトランプ大統領は話し合いでは解決できないと考え、攻撃を始めたとみられます。
この軍事攻撃を受け、イランとアラビア半島の間にあるホルムズ海峡で船の行き来をやめる動きが出ています。ホルムズ海峡は世界各国に原油を運ぶ船が通る大切な場所。日本が輸入している原油の9割以上は中東産で、その多くがこの地域を通っています。攻撃が長引けば、原油の値段が上がり、経済への影響が心配されます。
♦ひと ハメネイ師 イランの最高指導者。大統領より強い権力を持ちます。イスラム教の教えにもとづく国づくりを進めた初代最高指導者のホメイニ師が亡くなり、1989年に後をつぎました。
(朝日小学生新聞2026年3月3日付)









