福島県のひみつ 震災のきおくときずな
2011年3月11日。家族旅行を楽しみにしていた小学4年生のミク。が、とつぜん大きな地震が……。その日から生活は一変、つらい避難所(ひなんじょ)生活が続くことに。でも明るいミクは、避難所でカイト、リュウ、みのりと友だちになり、しだいにきずなが生まれていくよ。そして震災(しんさい)から7年、別々の場所でたくましく成長して再会した4人は、それぞれの夢や未来を語り合って……。
はじめに 東日本大震災
第1章 突然の地震と津波
地震に備えよう
第2章 目に見えない放射性物質への不安
原子力発電所の事故
原子力災害に備えよう
県民の健康を守る取り組み
第3章 私たちから始めよう
大きく広がった支援の輪
覚えておきたい避難所生活の工夫
第4章 安全な食べ物をつくる努力
農産物の検査
安全でおいしい福島の農産物
第5章 にぎわう町をとりもどそう
全国に届けられたフラガールの笑顔
福島が目指す新しい観光
第6章 ふるさとに向き合う心
未来の福島を担う新しい学校
人々が帰ってきた町や村
おわりに 私たちは忘れない
力を合わせて助けた動物や魚たち
震災を伝える活動