地震・津波防災のひみつ
東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)から30年後の2041年3月11日。宮城県に住むススムとナツキは、ススムの両親から東日本大震災の時の体験(たいけん)を初めてくわしく聞くことになったよ。地震や津波のおそろしさを身近に感じたふたりは、被災(ひさい)した小学校を訪(たず)ねたり、当時の話を聞いたりして、改めて防災の大切さを知っていくよ。
はじめに 世話好きなお父さん
第1章 多くの命をうばった大津波
11月5日は「世界津波の日」
震度とマグニチュードのちがい
地震による被害
学校にいるときに地震が起こったら
避難のときの約束「おはしも」
津波の特徴
宮城県の地形と津波の大きさ
津波から身を守るには
災害時の救助活動
(体験者の声)「少しおそかったら、あぶなかった」 /「たくさんの人に助けられて」
家や外にいるときに地震が起こったら
第2章 震災からの復興
避難所ってどんな所?
近所の人と仲良くしよう!
たくさんのありがとう
復興市場と復興商店街
心を落ち着かせるためには?
第3章 震災を語り継ぐ
(活動者の声)「ほかの人の命を助けたい」
青い鯉のぼりプロジェクト
第4章 震災遺構を見に行こう!
宮城県の震災遺構
第5章 わが家の防災会議を開こう!
家の中を安全にしておこう!
家族で話し合おう!
1000年後の命を守る活動
おわりに 世話好き男子誕生?