ガルバーニ(ルイジ=) (1737〜1798)イタリアの解剖(かいぼう)学者。ボローニャに生まれ,ボローニャ大学で神学と医学を学び,のち同大学の教授(きょうじゅ)となる。1780年,真ちゅうのかぎにつるされたカエルの足が,鉄柵(てっさく)にふれてけいれんするのを見て,生物電気があると考えた。この考えはまちがってはいたが,ボルタの電池発明や生体の電気現象(げんしょう)の研究へと発展(はってん)していった。