あいのししゅう【愛の詩集】 室生犀星(むろうさいせい)の第1詩集。1918(大正7)年刊(かん)。序詩(じょし)をふくめて52編(へん)がおさめられている。まずしさや深い孤独(こどく)の中からもとめる生命の愛(あい),人生の愛(あい)などがテーマになっている。全編(ぜんぺん)がやさしい口語詩で,翌年(よくねん)には『第二愛の詩集』が刊行(かんこう)された。