あいら【姶良(鹿児島県の市)】 鹿児島(かごしま)県中部,南を鹿児島湾(かごしまわん)に面する都市。姶良(あいら)カルデラの北西斜面(しゃめん)の部分に位置(いち)し,土壌(どじょう)はシラス層(そう)。森林が65%をしめ,かつては林業とタバコ栽培(さいばい)がさかんであった。現在(げんざい)は水稲(すいとう),サツマイモ,野菜(やさい)の栽培(さいばい),養鶏(ようけい)が中心産業。加治木(かじき)町は江戸(えど)時代初期(しょき)に島津氏(しまづし)が居城(きょじょう)を鹿児島(かごしま)に移(うつ)すまでの薩摩(さつま)・大隅(おおすみ)・日向(ひゅうが)の中心地であった。現在(げんざい)は鹿児島(かごしま)市に隣接(りんせつ)する都市として中小企業(きぎょう)の進出,ベッドタウン化が進んでいる。◇2010(平成(へいせい)22)年3月23日,加治木(かじき)町・姶良(あいら)町・蒲生(かもう)町が合併(がっぺい)して誕生(たんじょう)。人口:7.5万。⇒姶良(あいら)カルデラ