ハネカクシの一種。平地のしめっぽい草地に多い。成虫も幼虫もたいてい地表面でくらす。雑食性であるが,おもにほかの昆虫をとらえて食べる。体液にペデリンという毒素がふくまれており,この体液が人の皮膚につくと火ぶくれのような炎症をおこすことがある。このような場合,副じん皮質ホルモンをふくんだコーチゾン系の軟こうをぬるとよい。成虫は1年中見られるが,冬は土中にもぐる。幼虫は春から秋にかけてあらわれる。体長:6.5〜7.0mm。分布:北海道・本州・四国・九州・奄美群島・沖縄。(昆虫類 コウチュウ目 ハネカクシ科)