アオバズク ほぼ日本全国(ぜんこく)に見られるフクロウ科の夏鳥(なつどり)で,青葉のころ南からわたってくるためこの名がある。平地から低(ひく)い山の森にすみつき,おもに夜,音もなく飛(と)びまわって,ガや甲虫(こうちゅう)をとらえる。5〜6月ごろ,太い木のほら穴(あな)に巣(す)をつくり,白い卵(たまご)をうんで繁殖(はんしょく)する。◇この鳥の「ホッホ,ホッホ」と鳴く声を,いわゆるフクロウ科のフクロウの声と思っている人が多い。(鳥類(ちょうるい) フクロウ目 フクロウ科)