あかせがわげんぺい【赤瀬川原平】 (1937〜2014)現代(げんだい)の小説(しょうせつ)家・画家。神奈川(かながわ)県横浜(よこはま)市に生まれる。尾辻克彦(おつじかつひこ)のペンネームで書いた『父が消えた』で芥川賞(あくたがわしょう)を受賞(じゅしょう)した。「路上観察(かんさつ)学会」(街(まち)にある奇妙(きみょう)な物体を観察(かんさつ)する会)を結成(けっせい),映画(えいが)『利休(りきゅう)』の脚本(きゃくほん)など,活動範囲(はんい)は広い。◇直木賞(なおきしょう)作家の赤瀬川隼(あかせがわしゅん)は兄。かれの『一塁手(いちるいしゅ)の生還(せいかん)』は中学校の教科書にのった。