あがわひろゆき【阿川弘之】 (1920〜2015)現代(げんだい)の小説(しょうせつ)家。広島(ひろしま)市に生まれる。旧制(きゅうせい)高校在学(ざいがく)中から志賀直哉(しがなおや)の作品を愛読(あいどく),作家をこころざした。大学卒業(そつぎょう)後,海軍士官(かいぐんしかん)として第二次世界大戦(たいせん)の終戦(しゅうせん)をむかえたが,その時の体験(たいけん)が作品に大きな影響(えいきょう)をあたえている。代表作は『雲の墓標(ぼひょう)』『春の城(しろ)』『山本五十六(やまもといそろく)』など。