あきのななくさ【秋の七草】 秋の代表的(だいひょうてき)な7種(しゅ)の美しい野草。『万葉集(まんようしゅう)』の山上憶良(やまのうえのおくら)の歌に「萩(はぎ)の花,尾花(おばな),葛花(くずばな),瞿麦(なでしこ)の花,女郎花(おみなえし),また藤袴(ふじばかま)。朝貌(あさがお)の花」とある。萩(はぎ)はハギ,尾花(おばな)はススキ,葛(くず)はクズ,瞿麦(なでしこ)はナデシコ,女郎花(おみなえし)はオミナエシ,藤袴(ふじばかま)はフジバカマで,朝貌(あさがお)は諸説(しょせつ)あるがキキョウが有力。対春(はる)の七草(ななくさ)