あぐい【阿久比(愛知県の町)】 愛知(あいち)県南西部,知多(ちた)半島北部の町。江戸(えど)時代から知多木綿(ちたもめん)の産地(さんち)として知られ,綿織物(めんおりもの)業がさかんだったが,現在(げんざい)は一般機械製造(いっぱんきかいせいぞう)業が多い。農業は米・トマト・ミカン・キクなどが中心。「ホタルの町」としてその保護(ほご)に力を入れている。平安時代から続(つづ)く伝統(でんとう)行事の阿久比谷虫供養(あぐいだにむしくよう)は県の無形(むけい)民俗文化財(みんぞくぶんかざい)。近年は宅地(たくち)化が進む。人口:2.7万(2013年)。