あこう【赤穂(兵庫県の市)】 兵庫(ひょうご)県南西端(たん),瀬戸内(せとない)海にのぞむ都市。赤穂義士(あこうぎし)によって知られる都市。第二次世界大戦(たいせん)後,工業化がいちじるしく,セメント・機械(きかい)・金属(きんぞく)などの工業がさかん。市内には赤穂城跡(あこうじょうあと)や大石良雄邸(おおいしよしおてい)など,義士(ぎし)にちなむ史跡(しせき)が多くのこっている。かつて海岸部は赤穂塩田(あこうえんでん)で知られていたが,イオン交換膜法製塩(こうかんまくほうせいえん)にかわったので,塩田(えんでん)はすべて廃止(はいし)された。人口:5.1万。