あさいながまさ【浅井長政】 (1545〜1573)近江(おうみ)国(滋賀(しが)県)に勢力(せいりょく)をはった戦国(せんごく)大名。織田信長(おだのぶなが)の妹お市(いち)の方をめとって信長(のぶなが)と同盟(どうめい)をむすび,南近江(みなみおうみ)の六角氏(ろっかくし)を攻(せ)めて近江(おうみ)の大半を支配(しはい)した。しかし,信長(のぶなが)の勢(いきお)いがますと,朝倉氏(あさくらし)や六角氏(ろっかくし)などとむすんで信長(のぶなが)に対抗(たいこう)し,1570年に姉川(あねがわ)の戦(たたか)いで織田(おだ)・徳川連合軍(とくがわれんごうぐん)に大敗(たいはい)し,1573年,小谷城(おだにじょう)を信長(のぶなが)に攻(せ)められて自害(じがい)した。◇豊臣秀吉(とよとみひでよし)の側室(そくしつ)の淀殿(よどどの)はかれの長女。姓(せい)は「あざい」ともいう。