あしおどうざん【足尾銅山】 栃木(とちぎ)県,日光(にっこう)市足尾(あしお)町にあった銅山(どうざん)。江戸(えど)時代初(はじ)めの1610年に発見され,幕府(ばくふ)の直轄鉱山(ちょっかつこうざん)となった。1877(明治(めいじ)10)年に古河鉱業(ふるかわこうぎょう)の経営(けいえい)にうつり,1960年代まで日本有数の銅山(どうざん)としてさかえたが,その後衰微(すいび)し,1973(昭和48)年に閉山(へいざん)した。