アショーカおう【アショーカ王】 (紀元(きげん)前3世紀(せいき)ころ)古代インド,マウリヤ朝第3代の王(在位(ざいい)前268ごろ〜前232ごろ)。戦争(せんそう)で多くの人命をうしなわせ,これをくやんで仏教(ぶっきょう)の信仰(しんこう)をあつくした。人々に仏教(ぶっきょう)をすすめ,仏教(ぶっきょう)にもとづく政治理想(せいじりそう)の実現(じつげん)につとめ,仏教(ぶっきょう)の教典(きょうてん)を整えさせた。◇阿育(あいく)王ともいう。