アッバースちょう【アッバース朝】 ウマイヤ朝のあとをついだ,イスラム帝国(ていこく)のカリフ王朝(750〜1258)。ムハンマド(マホメット)のおじアッバースの子孫(しそん)が王(カリフ。イスラム教の最高指導(さいこうしどう)者)となり,37代つづいた。最大領土(さいだいりょうど)は西アジアから北アフリカにおよび,首都バグダッドを中心に東西貿易(ぼうえき)とイスラム文化がさかえた。⇒イスラム帝国(ていこく)