アビ おもに北極圏(ほっきょくけん)で繁殖(はんしょく)し,日本へは冬だけおとずれる渡(わた)り鳥。冬羽では背(せ)は黒っぽく,のどから腹(はら)にかけては白,夏羽ではのどが赤くなる。シロエリオオハムやオオハムとともに,「平家鳥(へいけどり)」「瀬鳥(せとり)」などともよばれ,魚群(ぎょぐん)の位置(いち)を教えてくれる鳥として,漁師(りょうし)たちから大切にされている。(鳥類(ちょうるい) アビ目(もく) アビ科(か))