アブラヤシ【<油椰子>】 採油(さいゆ)用に栽培(さいばい)されるヤシ科の常緑樹(じょうりょくじゅ)。果肉(かにく)からとるパーム油は食用となり,せっけん・ろうそくの原料(げんりょう)ともなる。また胚乳(はいにゅう)からとるパーム核(かく)油は人造(じんぞう)バターに利用(りよう)される。原産(げんさん)地は西アフリカで,ギニア湾(わん)沿岸(えんがん)のナイジェリアが栽培(さいばい)の中心地。コンゴ(共和国(きょうわこく)),コンゴ(民主共和国(みんしゅきょうわこく)),東南アジアなどでも栽培(さいばい)されている。(被子植物(ひししょくぶつ) ヤシ目(もく) ヤシ科(か))