アペニンさんみゃく【アペニン山脈】 イタリア半島の背骨(せぼね)をなす山脈(さんみゃく)。最高峰(さいこうほう)コルノ山(2912m)。アルプス山脈(さんみゃく)の支脈(しみゃく)のしゅう曲山脈(さんみゃく)で,南はシチリア島をへて北アフリカのアトラス山脈(さんみゃく)につづく。北・中部に大理石・鉄・銅(どう)・水銀などを産(さん)し,南部には火山が多く硫黄(いおう)を産(さん)する。山腹(さんぷく)では,ブドウ・オリーブの栽培(さいばい)が行われている。