あべのひらふ【阿倍比羅夫】 (7世紀(せいき)中ごろ)蝦夷(えみし)攻略(こうりゃく)などをした古代の武将(ぶしょう)。658年から数次にわたって水軍(すいぐん)(水上の軍隊(ぐんたい))をひきいて奥羽(おうう)(東北)地方の蝦夷(えみし)を攻(せ)めたという。663年には百済(ペクチェ)(朝鮮(ちょうせん)半島の南西部にあった国)救済のため新羅(シルラ)とたたかったが,白村江(はくすきのえ)の戦(たたか)いでやぶれた。