アホウドリ【<信天翁>】 日本の伊豆諸島(いずしょとう)の鳥(とり)島と東シナ海の尖閣諸島(せんかくしょとう)だけで繁殖(はんしょく)している貴重(きちょう)な鳥。国の特別天然記念物(とくべつてんねんきねんぶつ)であるほか,国際保護(こくさいほご)鳥にも指定されている。陸上(りくじょう)では動きがにぶいが,いったん空中へまい上がれば,海風をうまく利用(りよう)して,ほとんどはばたかずに,いつまでも飛(と)びつづけることができる。11〜12月(がつ)ごろ,地上に簡単(かんたん)な巣(す)をつくり,卵(たまご)を1個(こ)うむ。(鳥類(ちょうるい) ミズナギドリ目(もく) アホウドリ科(か))