ヨーロッパの中南部にある山脈。フランス・スイス・ドイツ・イタリア・オーストリアなどにまたがる,漸新世(3400万年前から2300万年前)から中新生(2300万年前から530万年前)におこったプレートの衝突による造山運動でつくられた大しゅう曲山脈。東西約1000km,南北約150km。最高峰モンブラン(4810m)をはじめ,マッターホルン,ユングフラウなど4000m級の高山がつらなり,「ヨーロッパの屋根」といわれる。氷河にけずりとられた地形が多く,山ろくにはレマン湖・マジョーレ湖・コモ湖など多数の氷河湖がある。◇アルプスの「アルプ」は高山の牧場を意味する。
コーチ
ヒマラヤ
山脈・ロッキー
山脈などもこの時期の
造山運動によって
形成された。